梅雨前なのに暑い日が続きますが熱中症に気を付けてください。
今回お話させて頂くのは、業務用のランプの事です。
皆様も一度は耳にしたと思います。【水銀灯】
まず、簡単に水銀灯についてお話致します。
この様なランプが水銀灯ランプです。長時間点灯している場所(工場やお店)や天井が高い場所(16mなど)
屋外のなど様々に場所に使われています。
主に明かりを遠くに飛ばしたい場所や明かりを強くしたい場所に使う照明器具です。
水銀灯と言うので水銀を少量使っています。
ランプの中にはアルゴンガスと水銀が入っていて電気を流すとものすごい光源となり明るく照らされます。
点灯している時の温度は約400℃の高温になります。
一昔前では長時間点灯させたい場所には水銀灯は省エネと考えられていました。
しかし、2013年10月に熊本で開催された国連環境計画の外交会議で水銀汚染防止に向けた国際的な
水銀規制に関する水俣条約が採択され、2017年8月から発行されました。
この決まりにより2021年1月1日から生産中止、輸出輸入禁止となります。
その準備として販売メーカー様は2020年6月30日をもって注文受付を終了とています。
販売は2020年12月31日までもしくは在庫が切れるまでになるそうです。
それに重ねて環境の観点から処分が厳しくなり2020年4月から処分費が値上げとなりました。
弊社、桜電設株式会社ではしっかりとした産業廃棄物処理を行いマニフェスト作成をし
最終処分まで管理致します。
これからまだ値上げがあるかもしれませんので、数本所有している方や数十本所有している方
早めの処分をお勧め致します。
また、現在の水銀灯からLEDに変更する工事も行っておりますので、お問合せ下さい。
現在のLEDは昔では考えられなかった明るさを遠くに飛ばす技術が進歩し
工場など高い天井用も生産され、耐久もここ数年で格段にあがりましたもちろん
省エネで水銀灯に比べると電気代も半分以下になすます。
御社のランプの在庫状況で切替を考えてみてはいかかでしょうか?