オール電化に欠かせないエコキュートをおすすめしたい理由



1月末、世界的に大問題となるニュースが発表されました。


グリーンランドの氷が前例がないほどのスピードで溶けていることが分かったのです。NASAの発表によれば毎年、本州と九州が埋め尽くされるほどの氷が溶けています。地球汚染に関する状況が報じられるたびに「省エネルギー」が注目されます。


そこで今回は省エネ給湯器の「エコキュート」をご紹介。オール電化との相性が良いのが特徴です。エコキュートとオール電化を導入して、地球にも家計にも優しいお住まいをつくりませんか?




■エコキュートとは?




エコキュートとは「自動冷媒ヒートポンプ給湯器」です。2001年に総合住宅設備メーカーの株式会社コロナから発売されました。それから18年であらゆる機能が搭載され性能が進化しました。今や三菱電機や日立、Panasonicなどのあらゆるメーカーから、さまざまなエコキュートが発売されています。


エコキュートの特徴は大気熱を利用して効率的にお湯を沸かせる点です。貯湯タンクとヒートポンプユニットに分かれており、給湯してからお湯を溜められる仕組みになっています。2016年の3月には出荷台数が500万台を突破するなど、省エネ性と家計節約の魅力から利用者数が増えています。




■オール電化住宅とは




オール電化住宅とは家庭内のエネルギーをすべて電気でまかなう住宅を指します。ガスを使う必要がありません。そこで給湯の際に必要になるのが「エコキュート」です。


オール電化住宅にとってエコキュートは必要不可欠な設備だといえます。ではどのような使い方をすれば、光熱費をお得に節約できるのでしょうか。




■エコキュートには「省エネプラン」が搭載されている




エコキュートの導入を含めて、オール電化住宅への切り替えは「高価なリフォーム」だというイメージがあります。たしかに各設備を設置する際には多額の費用がかかります。エコキュート単体でも、メーカーによりますがおおよそ40万円ほどのイニシャルコストがかかるのは確かです。


しかし継続的に考えるとお得です。毎月の光熱費が安くなります。

ではどのような使い方をすれば、最もお得に給湯できるのでしょうか。


エコキュートには各メーカーによって「省エネモード」が設定されています。

基本的にはこのモードでお湯を沸かすのが、最もお得です。しかし季節によって大気熱の温度や日没時間が変わるでしょう。季節ごとにモード設定を見直すことで、より効率的に給湯できます。




■エコキュートは電気代が安い夜間に利用すべき




電気料金は夜間に最も安くなります。反対に日中の時間帯は単価が高くなります。電気代が高まる時間帯を把握し、自動沸き増しをしない設定(設定)をしておきましょう。電気代が高まるピークの時間帯を避けることで、ランニングコストを大きく下げられます。


ほかにも数日間家を空ける時には「休止モード」を設定したり、使用量に応じて電気料金プランを見直したりするなど、こまめに設定することでお得に利用することができます。


エコキュートやオール電化の導入にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。「エコキュートの電気代って高いのかな?」「地震の時にも使えるの?」などの疑問をお持ちの方はお気軽にご相談ください。