皆さんこんにちは。福島県いわき市を拠点に日立、土浦、茨城県中部地方で、電気工事を展開している桜電設です。
近頃、将来はAI(人工知能)に仕事をとられ、10年後には消える職業がたくさんあるという話を聞いて、驚かれた方も多いでしょう。しかしその一方で、AI化が進むほど需要が高まっていく仕事もあります。
そのうちの1つが、みなさんの身近なところにある職業、電気工事士です。
■様々な場所で活躍!電気工事士の仕事
電気設備の工事をするためには所定の資格が必要です。そして、その資格を持っている人が電気工事士です。作業内容は、公共設備から一般の家庭まで、それぞれの現場によって異なります。
・外線の配線工事
電柱から電線をビルや各家庭に繋ぐ工事をします。
・屋内の配線工事
新築やリニューアル時にコンセントや照明などの配線工事を行います。
・冷暖房設備の工事
エアコンを購入すると、専門の業者がエアコンの取り付けや取り外しをしますよね。これも実は、電気工事士が行っています。
・ビルの管理保守
ビルの管理保守とは、具体的には空調設備、ボイラー、自動ドア、エレベーターなどの管理・保守のことです。それぞれに合ったメンテナンスを行います。
■こんなところにも!電気工事士の需要
電気工事士の需要は様々で、電気のあるところには大体、電気工事士の仕事もあります。
・工場の設備保守
・ショッピングモールのメンテナンス
・インターネット回線など情報通信の工事
・鉄道の電気工事
・テーマパークの管理保守
電気工事士は身近な場所で活躍し、皆さんの「電気のある暮らし」を支えています。
■人材が求められている!電気工事士の将来性
AI化が進むほど、機械やコンピューターなど電気を使った設備が世の中に増えていきます。それに伴い、電気工事士の必要性はより高まっていくのです。
しかし、年々増え続ける電気需要に対し、電気工事の現場は人材不足になっています。これは、職人の高齢化や少子化の影響によるものです。特に、電気工事士はなくてはならない仕事なので、求人は常にある状態です。転職を考えている方にとっても、需要と将来性のあるおすすめの職業といえるでしょう。
■技術で人々の暮らしを支える!電気工事士としてのやりがい
電気工事は仕事の範囲が広く、それぞれの現場に対応する力が必要とされます。そのため、幅広い知識を身につけて技術向上を目指していく必要のある、やりがいある仕事です。
また、資格を取得し経験を積むことで、さらに電気工事士としての価値を高めることができます。「手に職をつける」といいますが、まさに電気工事士は身につけた技術をもとに長く続けられる職業なのです。
また、東日本大震災で電気の大切さを実感された方も多いのではないでしょうか。こういった災害の際にも、電気を皆さんのもとに届けるため、電気工事士は活躍します。災害時に必要な電気を届けることで、人々の命を守る仕事でもあるのです。
そんな人々の生活を支える電気の仕事に魅力を感じた方は、ぜひ、将来性も見込める電気工事士を目指してみてはいかがでしょうか。